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包丁再生プロジェクト!
包丁の種類について
皆さんは普段何気なく使用している包丁の種類をご存知でしょうか?
出刃包丁と聞くと、料理人?強そう
柳刃包丁、、?寿司職人?
みたいなイメージでしょうか?
僕は名前もつい半年前までは
全く知りませんでした😅←ニワカ
包丁=庖丁?古代中国の名料理人に繋がる包丁の語源
https://www.meihaku.jp/kitchen-knife-basic/history/
古代日本では、包丁のことを「刀子」(とうす:日常で使用される小刀全般を意味する言葉)と呼び、当時は調理用の刀を区別する名称はありませんでした。 平安時代後期になってから、調理用の刀子は「庖丁刀」(ほうちょうがたな)と呼ばれるようになり、この名称が省略されて「庖丁」(ほうちょう)と呼ばれるようになったと言われています。 なお、庖丁という名称は、中国の古典「荘子」(そうじ)に登場する伝説的な調理人「庖丁」(ほうてい)が由来です。中国戦国時代の国王「恵王」(けいおう)に仕えていた庖丁は、見事な刀さばきで知られる名調理人だったと言われています。庖丁が愛用していた調理刀を庖丁刀と呼ぶようになり、そこから庖丁という言葉が生まれたのです。 常用漢字が制定されてからは、「庖」に代わって「包」の字が一般的に使用されるようになり、いつしか包丁という名称が定着するようになりました。ちなみに、漢語では庖という字には調理場という意味があり、「丁」は男性を意味する字となっています。 なお、包丁の名称の起源となった中国では、調理刀のことを庖丁とは呼びません。いわゆる日本で「中華包丁」と呼ばれている調理刀には「菜刀」(ながたな)という名称があり、中国で庖丁と呼ばれている調理刀はないのです。そのため包丁という名称は、日本独自の呼び方ということになります。
・人類初の包丁は石(打製石器)
・日本最古の包丁は奈良時代に作られた。
・包丁は魚中心の和食とともに発達(和包丁は江戸時代中期から後期にかけて日本の食文化の発達と共にさらに変化を遂げました。)
・現在プロの料理人が使う包丁も含めると、100種類もの和包丁があると言われる。
ご覧の通り、包丁にも深い歴史があることが分かります。
技術の継承がしっかりなされた歴史があるのですね😉
眠った包丁はありませんか?
話は変わりますが、
つい先日になりますが、
僕も自分の名入れ包丁が欲しいと思い
『JIKKO Cutlery Sakai / 實光刃物』
で三徳包丁を購入いたしました!!
初期投資こそは高くなりますが、
良いものはいつまでも扱いやすいですので、
お勧めですよ♪
さて、
本題に入りますが
みなさんは家庭で使わなくなった包丁はありませんか?
または、
自分が知らないだけで親さんの眠った包丁はありませんか?
僕は台所を掃除するまでは立派な出刃包丁が、
家にあるなんて想像もしていませんでした😅
と言っても朽ちていましたが。。
包丁再生プロジェクト始動!
僕はつい先日、
台所を掃除していると、
1本のサビた刀、おっと、、
包丁を見つけました。
大きくて立派そうな出刃包丁だったので、
「再生して使いたい!」
と思ったのがきっかけで、
磨き上げる事にしました!
この記事はその過程をまとめた物になります。
見つけた時の状態です!
いかがでしょうか?
見た感じから
『サビの凄い朽ちた包丁』
が伝わりますでしょうか?
これが再生していきます♪
※以下再生工程
①柄を外す
②サンドペーパーや金属やすりで錆をざっと落とす(#60~#280)
③耐水ペーパーで細かく研磨する(#1000~)
④柄を取り付ける
⑤研ぎ(中砥石〜仕上げ砥石)
感想
まずは使用してみました!
今回はアジを捌いてみました😉✨
感想:
台所でお宝(包丁)を見つけ、
サビも凄く、包丁の刃先も欠けている状態でしたが、
磨く事で更に愛着の湧く物へと仕上がりました。
(7時間程度はかかりました)
また、大きな魚を捌く際は
出刃包丁の方が、刃こぼれをしても安心なので、
タイミング良く欲しい時に出刃包丁が見つかったと思います。
(何よりもカッケェェ!)
また研ぎ次第でも切れ味を増し、
料理にも、味わい、舌触りにも違いが出てくるので
更に包丁の世界にハマるきっかけとなりました。
これからも日々のメンテナンスをしようと思います。
●今回使用した物はコチラ!