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日本縦断
日本縦断ルート(鹿児島県⇨北海道)
●ママチャリ合計距離(km)
『2,534.89(km)』
●離島からフェリー/飛行機込みの合計距離(km)
『3,569.89(km)』
●日数
『2021/05/17-09/16 122日』
「目次」に戻る縦断で使用したママチャリ(鹿児島県で計3万円で購入!)
●購入時のカスタム前
●カスタム①(鹿児島県〜徳島県)
●カスタム②(徳島県〜北海道)
※ポイントは鍵付きのコンテナボックス(¥2,480)
容量30L/耐荷重80kgと強度有り!
これにすることで、
物を盗まれる心配解消/走行中の安定感/耐水性/強度が格段にアップ!
デメリット=容量が人によっては小さいかも
自転車旅をすることのメリット/デメリット
●メリット
・旅してる感が強烈
・四季を感じれる
・凄いおもしろい人と出会える
・同じ境遇の旅人と出会えたときの喜びが大きい
・ゆったり回れる
・どんなご飯を食べても美味しく感じる
・当たり前だったことに感謝するようになる
・駐輪場料金が安い
・自転車で旅をしてると分かるとみんな優しい
・先の事を計画する力がつく
・天候に詳しくなる
・自分が分かる
・人との繋がりが大切だと気づく
・地域の人柄に触れ合える
・土地土地が分かる
・自然を楽しめる
・心から絶景を楽しめる 体力がつく
・痩せる
・直売所に気づきやすく、安く野菜等を仕入れれる
・意外と必要でない物の多さに気づく
・ゆったりできる時間が幸せに感じる
・世界観が広がる
・経験値がつく
・「笑顔」「ハキハキすること」が大切だと気づく
・大きな事を成し遂げたと自信がつく
・一生の経験
・困った時に頼れる出会いがある可能性がある
・全国のに知り合いができる
・大抵の事に動じなくなる
・物怖じしなくなる(個人的には西成を経験したこと)
・ゴールした時の達成感が半端ない
・電車/車/飛行機など最高に感じる
・応援されやすい
●デメリット
・排ガス/砂埃が凄く呼吸が苦しい
・資料館、博物館、美術館巡りがメインで身体も頭も使うとかなりしんどい
・閉館時間に追われる
・段差でお尻が痛い
・坂が多い
・山道を敬遠しがち
・寒い/暑い/風強い
・風の影響をもろうける
・筋肉痛になる
・虫が目や口に入る
・寝床探し/宿まで行く事が大変
・先の予定が読みづらい
・天候に影響を受ける
・意外と忙しくやりたいことができない
・酒蔵巡りは山に点在気味
・お腹が減りやすい
・自転車トラブルの不安
・自転車の知識が必要(パンク処理等)
・排ガス等ですぐに体や服が汚れる
・暗くなると寂しくなる
・基本独りぼっち
・服が汗臭くなりやすい
・食事管理が難しい
・不審者扱いされる可能性
・物を盗まれやすい
・荷物が多い/載らない
旅を終えての感想
正直に書きますが、
道中は慣れない生活スタイルにしんどい事や、
常に何かに不安だらけでしたが、
徐々に自転車旅の生活に慣れてきました!
後半の旅は余裕も生まれ、 めちゃ楽しかったです!
今では、宿よりも自然な環境で寝ていた方が
睡眠の質が高いことがデータに出ている程です。
そしてこの旅では、さまざまな方とお会いして、
さまざまな考え方に触れていくうちに
以前以上に心に余裕が生まれていると実感しています!
(大抵の事に物怖じしなくなりました)
宮古島⇨那覇⇨与論島⇨奄美大島⇨鹿児島市と
飛行機/フェリーで北上しましたが、
鹿児島市でママチャリを購入してから
初めは「行けるところまで行こう!」
という考えでしたが、
日々自転車を漕いでいくうちに、
自分の体力の限界を知り、
最後の方の東北は毎日100km以上漕いでました。
自然と体力もついてくるので、
100km以上漕いだ次の日も筋肉痛等なく、
普通に漕ぐことができたのは自分でもびっくりでした。
そもそも、
ママチャリを選択したのも
「低価格」「万一盗まれてもダメージが少ない」
という考えのものです。
また、
荷物も積むのでロードバイクのようなスピードがある乗り物は
自分も周りも危ない!というのも要因の一つです。
結果荷物も積みますし、
それほど急いでなかったので、
僕は変則なしの低価格なママチャリで十分と考えます。
(故障なし/パンク2回)
道中はかなりしんどい思いもしましたが、
近畿地方あたりからは気持ちも体力も余裕になり、
かなり楽しくなりました。
人間環境に適応するんだな
と実感した瞬間でした。
やはり、
自転車旅は人間力高める素晴らしい経験だったと感じます!
旅を通して気づいた事
※個人的な内容です
・『誰とでも仲良くよりも、信頼できるまで付き合える関係性を最重要視している』
=多くの友達よりも困った時に頼れる1人の本当の友達
・『ないものねだり』
持って無いものを欲しがりがちですが、
意外と手にしたら、
「やっぱり〜」となる事が数多くありました。
➟田舎を走れば、都会が恋しくなる
都会を走れば、人の多さに田舎道を走りたくなる
➟仕事にしてもないものねだりになりがち、
満足しないものと割り切ることが楽だと感じます。
・『先の事が分からなくて不安でも、いざ目の前にすれば大した事ない』
例えば、山道の多い日本で
「ここかなりしんどいらしい」 と知っていても、
意外と目の前にしたら、
「大した事なかったなぁ」
と言う経験から感じた事です。
=「大抵の事は大きな壁だろうと、
目の前にすれば大した事なくて、
何もやる前から心配するようなことは無い」
と感じました。
=大抵の事はなんとかなる。
・『慣れるまでは大変だが、段々と適応していく』
=自転車にしても初めは辛くても、
次第に筋肉や体力が付き慣れてきます。
料理をしないといけない状況であれば、
下手でも必ず手際は良くなります。
= 「動き出しこそしんどいですが、
大抵は動いてしまえばなんとかなる」
・大概は必要の無いものが多いと気づく。
・日本はどこも絶景だが、
土地土地で道路状況や信号の形などそれぞれ。
・『温故知新』が生きるうえでかなりの武器になる。
・当たり前だと思っていた生活(そもそも思うことすらない程の日常)が、いかに幸せか気づく。
・「有名になりたい!」よりも、
ひっそりと楽しんだ人生を歩みたい。
・毎日新しい出会いをする事はしんどく、
同じ空気感の人と程よく出会う方が楽しい。
・「思った事を言えるようになった!」とは思はないが、
必ずしも言えるようになる事が良い訳ではない。
(衝突する可能性もある)
・親しい中にも礼儀有り。
(適度な距離感が良い時もある)
・価値があると感じる事には対価を支払うが、
そうでも無いと感じる物にはシビアになる。
・幸せに感じる事は連続して起こる。
(その波に乗り続けるべき。)
・やさしい気持ちでいると世界が綺麗に見える。
・素直に生きる。
(感情は恥じらう事なくありのままに。)
・どうにもならないことはどうにもならない。
・先祖の方々に感謝する。
(今の平和な日本/やりたいことができる環境に感謝。)
もしも、もう一度するなら?
「荷物が重くてもなんとかなる!」
旅の始まりこそこのように考えがちですが、
段々としんどくなります。
なぜなら、
『物を取られないように毎回ホテル等の宿に運ぶ必要性が出てくる』為です。
体力がある僕も運ぶ事自体は容易でしたが、
1日おきに、
「宿に着いたら大荷物を盗まれないように運ぶ」
という作業は段々と面倒臭いと感じました。
ですので、
何回か必要ないと感じた荷物を実家に送りました。
⇨アドバイスをしても人それぞれなので、
旅をしないと本当に自分に必要な物というのは分からないと思います。
『もし、僕がもう一度自転車旅をするなら』
(荷物)
僕はその土地の食材を購入して料理をする事が好きなので、
・コンパクトなバーナー/ボンベ
(コンビニでも買えるCB缶用)
・洗剤/洗濯洗剤/物干し
・料理セット
(調味料/箸/飯盒/保冷バック/フライパン18cm/計量カップなど)
・テント/エアーマット
・ジップロック/袋
(かさばらない程度に)
・服
(夏:半ズボン/海パン各1つ 半袖/パンツ/靴下各3つ)
・自転車修理キット
(パンク修理/ドライバー/空気入れ等)
・カラビナ×10/タッパー
(前かごに合わせたサイズ)×2
・生活必需品
(コンタクト/メガネ/シャンプー/歯ブラシ等)
・日記帳/美術館ノート
・サイクルコンピューター
・携帯ホルダー
(自転車取り付け)
・荷締ベルト
(2m,4m 各1)
・太陽光パネル/モバイルバッテリー/充電ケーブル
・鍵付きコンテナボックス
(リア部に設置)
・カメラ(GoPro 1台)/パソコン
・防水バック
(自転車を置いて歩いて観光する際に使用)
・サンダル
・浄水ボトル
・貴重品入れ
・お米2kg買い
(土地土地のお米)
・お酒
(その土地の地酒=常に1本持ってました)
→削ろうと思えば、
調理関係をかなり少なくできますが、
個人的に退屈な旅になるので、
外せないです!
また、カメラ関係ですが
初めの方は10kg程度持ち運んでいましたが、
道路の段差で故障したり、
荷物を常に持ち運ばないといけないというダルさで
コンパクトで防水なGoProだけにしました。
『日本縦断での記録』
・日数:122日
・ママチャリ距離:2,534.89km
(鹿児島市→函館)
・離島フェリー/飛行機込み:3,569.89km
(宮古島→函館))
・博物館・美術館関係:64箇所
・温泉:20箇所
・酒造:17箇所
・名水地:11箇所
・宿泊:53箇所
→お宿:29箇所(快活:8箇所)
野宿:25箇所
・携帯故障:2回(水没/画面割れ)
・お茶地:2箇所
・パンク:2回
・購入したお米:8種(17.35kg)
日本縦断後…
沖縄県の宮古島からスタートした
この旅も函館市までのフェリーで終了。
そして、
11月まで個人的な都合により時間ができたので、
それまでの期間(9/22-10/31)、
北海道勇払郡占冠村のトマムの方で
リゾートバイトをすることにしました!
冬の北海道を体験したい気持ち、
さまざまな仕事をしてみたいとも思っていましたので、
都合が良かったです。
トマムまでは、
函館市から札幌市まで行き、そこからJRで向かいました。
ゴールが9/16で急遽リゾートバイトが決まりましたで、
革靴やYシャツ、書類などなどさまざまな物を揃える必要が有りました。
更にママチャリだと移動がし辛いので函館市で
ママチャリを売却(¥4,000円)しました。
荷物も不必要なものは実家に配送し、
出来上がった装備がこちらです!!
コンテナボックスのみで移動できるように、
不必要な道具は全て実家に発送し、
寂しい印象の箱にはシールを貼りつけました!
(写真は、函館ベイエリア)
この後の予定は、
約1ヶ月北海道を堪能し(リゾバしながら)、
11月からの年内は
トマム→札幌→函館→青森→東京と移動し、
電車で関東を回ろうかな〜と考えています!
(更に先は、関東→名古屋→岡山→出雲まで)
このように、
北海道〜の箱移動旅にも応用の効く
コンテナボックスは最強かなと思いますので、
購入を検討してみてはいかがでしょうか?